はい、やっぱり買ってしまいました。
ミニ三脚といえばこれ。
Leofoto/MT-03です。
Leofotoの三脚について言えば、
トラベル三脚のLS-225Cを購入済。
その質感と使い勝手の良さはお墨付き。
tools4mountains.hatenablog.com
その頃から、
こちらのミニ三脚MT-03も気になっており、
ついつい買ってしまいました。
ミニ三脚を使う理由
三脚に関しては、
大は小を兼ねるという考え方も正しいです。
ただ、ちょっとした撮影時に
三脚をザックから引っ張り出すのがやはり面倒。
風景写真等でしっかり撮影する時はともかく、
休憩時や登山中のちょっとした撮影で使いたいこともしばしば。
特に登山だと、
基本的に平坦な場所はないので、
カメラ単体だと水平を取ることが難しく、
どうしても三脚を使いたくなる場面が多いです。
こうなると欲しくなるのがミニ三脚。
ただ、通常の三脚との2台持ちとなると、
コンパクトで軽量なものは必須。
結果、選択肢は一つ。
Leofoto MT-03でした。
Leofoto MT-03の構成と基本スペック
Leofotoの三脚キットはいくつかあり、
今回購入したのは、
MTB-19という自由雲台とのキット。
LS-225C購入の際には、
LH-25という雲台を選んだので、
今回は別のものを選択。
MTB-19キットの基本スペックは次の通り。
参考にLS-225Cのスペックも掲載しました。
MT-03 |
LS-225C |
|
---|---|---|
全伸長 | 238mm | 1,585mm |
最低高 | 77mm | 130mm |
段数 | 2段 | 5段 |
重量 | 280g | 930g |
耐荷重 | 3kg | 4kg |
定価 | ¥15,500 | ¥44,000 |
MT-03は雲台込みで280gの重量。
こうして比較すると、
LS-225C+LH-25の930gも十分軽い...
コンパクトではあるものの、
耐荷重は3kgなので、大きなレンズを付けても安心。
まあ、お値段は少し高め...
なお、サイズ感の比較のために、
並べてみたのがこちら。
大きな三脚をそのまま圧縮したようなサイズ感。
サコッシュにも突っ込んでしまえるので、
本当に小さいです。
また、付属物は、
取扱説明書とメンテナンス工具、
そして専用ケースです。
取り回しの良さは流石
MT-03ですが、
ケースから取り出した状態は、
コンパクト三脚そのもの。
ただ、スペック表にも記載の通り、
脚を2段に伸ばすことができます。
この2段階機構が気が利く仕様になっており、
地面の凹凸に合わせて自在に設置可能です。
これはただ伸びるだけの、
普通の三脚にはできない技。
流石、Leofoto。
また、脚の開脚も調整可能。
ローアングルでの撮影もできます。
これはLH-225C等の三脚にも共通の特徴。
この機構の組み合わせで、
様々なシーンで活躍してくれそうです。
ただ、小さいだけの三脚ではなく、
高い値段の理由はそこにあり、といったところ。
雲台MTB-19を選んだ理由
続いて、自由雲台のMTB-19を紹介。
このMTB-19の特徴は、
パン方向のコントロールが独立していること。
具体的には、
・写真左下のレバー:雲台のボールの操作
・写真右奥のレバー:パンの操作
になります。
パン操作のレバーだけ緩めれば、
次の写真のように、水平方向の回転が可能。
LH-25という雲台はレバーが1つしかなく、
その緩め加減でパン操作も可能でしたが、
やはり独立してコントロールできるのは便利。
もちろん、ボールは90度直角に倒せるので、
縦位置撮影も簡単。
コンパクトながら、
三脚としての機能に漏れは無し。
動画撮影にも使えそう
また、触ってみて思ったのは、
動画撮影にも使いやすそうだということ。
雲台を外すとネジが出てくるので、
このままカメラを装着も可能。
試しにOSMO Pocket2を付けてみました。
これだけでもコンパクトに取り回し可能。
そして、好きな角度に脚を調節すれば、
ローアングル撮影も快適。
動画カメラは、
気が付くと前のめりになってしまいがちなので、
こうやって三脚を使うと便利そうです。
雲台はアルカスイス互換なので、
複数のカメラを使う際も取り回しは容易です。
結論:三脚の2つ持ちは意外と正義
結論としては、
購入に値する価値のある商品だと思います。
コンパクトなだけでなく、
大きな通常の三脚にはない取り回しの良さが魅力。
カメラは1台でも、
三脚を2つ持つことで撮影の幅が広がります。
ネックは価格ですが、
量販店であれば、もう少し安くなるので、
余力があれば揃えておきたいアイテムかなと思います。
【撮影機材】やっぱり買ってしまったミニ三脚、Leofoto MT-03(+MTB-19 )