Tools for Mountains.

/ 山と道具と.

【登山記】紅葉の涸沢カールと、穂高連峰の盟主、奥穂高岳へ!③

f:id:houndedori:20211004174030j:plain

 

奥穂高岳へ無事に登頂した後は、
お楽しみの下山編へ。

 

登頂編はこちら↓

tools4mountains.hatenablog.com

 

下山こそ要注意が登山の基本


山荘で色々とお土産を買ったら、
下山することに。

穂高岳山荘は素敵なお土産がたくさんあって、
散財してしまいました。

でも、小屋ではお金は落とさねば。


f:id:houndedori:20211004114808j:plain

 

ところで、
北穂方面/テント場方面の看板の可愛いこと。

ちょっとしたことで、
元気をもらったりすること、あると思います。


今度は是非とも北穂方面にも歩きたいぜ。

 

 

さて、気持ちを引き締めて、
ザイテングラートを下山。

いつも思いますが、
それなりの難易度のコースになると、
怖いのは、登りよりも下山。

A4BEC6B5-CEA8-4AB0-B004-740F87704DA6_1_201_a


この感じ。

割と、落ちたらお終いな感じではあります。

が、しっかり注意していれば大丈夫。
景色に目を奪われ過ぎず、足元を見ること。


あとは、落石に逢わないことを祈るのみ。

更には、浮石を踏んでしまったり、
自分が落石を起こさないことも、とても大切。

 

しかしながら、
この下山路は景色も壮観で、
とても気持ちの良い時間でした。

 

少しずつ、その姿を大きくする涸沢ヒュッテ。

77D3D548-EA80-48DB-A141-88BCB2729965_1_201_a

8D785C8A-458E-46C1-BD27-333B2DF68DCD


涸沢カールから穂高への道中の紅葉が見頃でした。
まだまだ本番は続きそう。

 

涸沢を満喫の時間

 

そして、無事にスタート地点の涸沢小屋へ。

涸沢小屋のテラスはカールを一望できて、とても好きな場所。
そして、ご褒美には涸沢小屋名物のソフトクリーム

f:id:houndedori:20211020221913j:image


最高の一言。

個人的には、
山ではビールよりもソフトクリーム派。

 

糖分補給をしたら、テントに戻って荷物を降ろし、
夕方までは涸沢ヒュッテのテラスで日向ぼっこしていました。

ヒュッテから見える、
北穂高岳の姿も最高の一言。

登山道が小さく見えるのですが、
下から見るとかなり険しいので、
こんな山よく登ったな、と見る度に思ってしまいます。

 

B934B4F2-E96D-439D-9159-BE08CF4F2D9A_1_201_a

 

この日は日曜日ということで、
前日ほどではないものの、相変わらず盛況だったテント場。

そういえば、
ヒュッテ名物の生ビールとおでんは、
土曜日でほぼ完売だったようで、この日は売り切れになっていました。

D972DEDE-9185-4FFF-B490-0EF4664B8F4D


流石に十分頑張ったこともあり、
テントでのんびりしていたら、夜もふけていきました...

 

起床からのモルゲンロート


さて、前日はすっかり半分見逃してしまったモルゲンロート。

この日は暗いうちにしっかり起床。

AAC86A5B-4719-4C7C-8A1E-A2A44A5B0E23

5FCD6152-95CE-4BE2-837B-39DD04231573


徐々に明るくなっていく空。

そして、モルゲンロートへの移り変わり。
温度もそうですが、空気が少しずつ変わっていく感じ。

A4EDABA6-B9B7-4C1D-B721-99A6EBF46C92

F2C08664-CAB8-4CF8-84E9-9D608A67F142_1_201_a

 

何度も経験している朝のはずなのに、
特別なものに感じてしまう。

そして、モルゲンロートを横目に、
朝日に輝く紅葉も美しかったです。

黄金色の山肌。

B46C86F6-F980-4382-8943-35A1C42C7E10

 

涸沢の朝を満喫したら、
飽きずにマルタイラーメンを食べて、
撤収します。

天気が良いと、テントの乾きもよくてありがたい。

 

お世話になったテント場に感謝。

f:id:houndedori:20211005073934j:plain

f:id:houndedori:20211005065931j:plain


テントの設営許可証の返却も忘れずに。

 

涸沢から横尾、そして上高地まで


上高地までは、
来た道と同じルートで戻りました。

パノラマ新道という上級者向けルートもありますが、
十分に今回は楽しんだということで。

あと、バスに乗る前に日帰り温泉に入りたかったので、
時間節約のためにも通常ルート。

気持ち早歩きで下山しました。

 

f:id:houndedori:20211005074919j:plain


この日も天気が良く、
紅葉が映えること。

 

f:id:houndedori:20211005075433j:plain

f:id:houndedori:20211005080428j:plain

f:id:houndedori:20211005083657j:plain

 

本谷橋まではあっという間。

この日も大勢の登山客が休憩していました。
自分もしっかりと休憩。

川の水が冷たくて気持ち良かったです。

f:id:houndedori:20211005091029j:plain

 


そして、無事に横尾まで戻ってきました。

ここまで来るとほっと一息。

 

f:id:houndedori:20211005100531j:plain

f:id:houndedori:20211005100634j:plain


安心しつつも、横尾の案内図をみると、
事故の現場と情報が付箋で貼ってありました。

毎年のことですが、
死者も出てしまう山域なので、
改めて気を付けねばと思います。

今回も無事に下山できたことに感謝。

 

引き続き、上高地方面へ。
次のチェックポイントは徳沢。


徳沢もご褒美ポイント。

いつも食べてしまうソフトクリーム。
正確にはコーヒーフロート。

これが絶品。選ぶならこちら。

f:id:houndedori:20211005105235j:plain


シナモンの香りが、
下界に帰ってきた気分を盛り立てます。

コーヒー欲も同時に満たすことのできる逸品。

 

ここからは、明神を経由して2時間ほど、
無事に上高地に戻ってきました。

12:25くらいに着いたので、順調過ぎる到着でした。

f:id:houndedori:20211005122723j:plain

 

数少ない日帰り温泉を求めて...


ここからはお目当ての日帰り温泉へ。

この上高地、いくつか日帰り温泉をやっているところがあるものの、コロナ禍ということもあり、宿泊客のみ対応というところが多く...

結局、15分ほど歩いたところにある、
上高地温泉ホテルに向かいました。

www.kamikouchi-onsen-spa.com

 

この15分がなかなかの距離。

f:id:houndedori:20211005132229j:plain


ただ、こちらの温泉。

内風呂だけでなく、露天風呂もあり、
気持ちの良い温泉でした。

大満足。

 

すっかり下界モードで、無事にターミナルに戻ったら、
今度はお昼と...安定のビール。

f:id:houndedori:20211021225542j:image

 

そんなこんなで、
バスの時間までの余韻を楽しみました...

 

紅葉の季節の涸沢は、
テント場は混むし、渋滞もするので、
ストレスが溜まることはありますが、
それを補って有り余る魅力に溢れていました。


一度は訪れるべき場所かな、と。

 

最後に、お土産の紹介


今回、穂高岳山荘で買ったお土産の一つはこちら。

mauveというブランドのアクセサリ。

f:id:houndedori:20211022212925j:image
f:id:houndedori:20211022212928j:image


穂高連峰の形になっているリング。
山荘でしか売っていない?ようで、
これが今回の目的の一つでした。

登山バッジもあるようですが、残念ながら売り切れでした...

 

登頂の思い出として、
大切にしたいと思います。

 

参考:コースタイム

7:50:涸沢ヒュッテ発
10:00:横尾
10:50:徳澤園
12:20:上高地

 

 

【登山記】紅葉の涸沢カールと、穂高連峰の盟主、奥穂高岳へ!③