登り納めという言葉が登山の世界にはあり、
年末の忙しい中でも山には人がたくさん。
斯くいう自分も向かうは山へ。
ホームグラウンドでもある丹沢は塔ノ岳に登ってきました。
丹沢は10月、11月と登っているので3ヶ月連続。
今回はヤビツ峠〜塔ノ岳〜大倉のルートです。
登山記録
日時:2021年12月29日(水)
天気:晴れ / 強風
移動:電車+バス
行程:
・8:58 ヤビツ峠
・10:18 ニノ塔
・10:34 三ノ塔
・11:07 烏尾山
・12:10 新大日
・12:22 木ノ又小屋
・12:45~13:00 塔ノ岳
・13:30~14:00 花立山荘(昼休憩)
・14:36 堀山
・15:50 大倉登山口
タイム:6:52
歩いた距離:13.9km
累積標高:1,194m
【ヤビツ峠~塔ノ岳~大倉のオススメ度】
満足度 | 低い ○ ○ ○ ○ ● 高い |
景観 | 悪い ○ ○ ○ ● ○ 良い |
体力度 | 低い ○ ○ ● ○ ○ 高い |
難易度 | 低い ○ ○ ● ○ ○ 高い |
アクセス | 悪い ○ ○ ○ ○ ● 良い |
ヤビツ峠からのルートは、稜線からの景色を堪能できることに加え、鎖場もあったりとメリハリが効いていてオススメ。
白く染まった丹沢の稜線
バス停より歩くこと10分強。
ヤビツ峠登山口より登山開始。
予報では山頂は強風でしたが、
山の中を歩いている分には快適な気温。
相模湾は朝の光に包まれており、
そして大山を見れば山頂は白く染まっていました。
どうやら霧氷が付いている様子。
ニノ塔、三ノ塔の順調に登り、
塔ノ岳が綺麗に望める場所まで登ってきました。
快晴ということもあり、霧氷は徐々に小さくなっていて、それでも塔ノ岳山頂のあたりはまだまだ白かったです。
眼下には特徴的な烏尾山の姿が。
烏尾山まで下ると、
烏尾山荘がドーンと建っています。
このシンプルで機能的なフォルム、好きです。
途中のお地蔵様も、
すっかり冬の格好で暖かそう。
登山の無事を願いつつ、先に進みます。
塔ノ岳山頂は爆風の世界
少しずつ大きくなってくる塔ノ岳の姿。
丹沢名物の木道をひたすらに歩く道中。
歩いていると身体が暖かいので感覚が麻痺しますが、
日陰に入ると霜が綺麗に降りていて、寒さを実感します。
登り始めて3時間半程で、塔ノ岳山頂に到着。
風が荒ぶ音がずっと聞こえていたので覚悟はしていましたが、山頂は爆風の世界でした。
塔ノ岳でこれほどの強風は初めて。
いつものように山頂は賑わってはいたものの、
誰もが風を避けるように休憩していました。
お昼ご飯を食べるには過酷だったので、
写真を撮ったら下山することに。
3時間半かけて登り、10分強で下山。
これも登山。
でも、道中が楽しかったのと、
霧氷も見られたので満足。
富士山は綺麗に見えたものの、
山頂には立派な笠雲が。
間違いなく富士山も荒れているはず。
登ったことはないけれど下るのは嫌いじゃない大倉尾根
下山はいつもの大倉尾根を。
大倉尾根を下るのは何回もあれど、
実は登ったことはなかったり...
いつかは登ってみないととは思いつつ...
でも、この尾根から見える街の景色はとても綺麗で、下山にこそ向いているルートだと思います。
登るにはやはり単調で長過ぎる気がする。
途中、花立山荘でお昼休憩にし、
その後は一気に下山。
3時間弱で大倉登山口へ。
ちょうどタイミング良くバスが来たので飛び乗り、渋沢駅へ。
大倉はバスの本数も良いのでありがたいです。
これにて無事に登り納め。
実は新しい山道具の試用山行でした
今回の登り納めは、
新しい道具の試用も兼ねたものでした。
また来年早々にこの道具についても語りたいと思います。
それでは、改めて、今年一年ありがとうございました!
【登山記】2021年の登り納めに、塔ノ岳へ。