Tools for Mountains.

/ 山と道具と.

【登山記】念願の雲ノ平へ行ってきました!(Day1: 折立~太郎平)

SDIM8028

 


ついに行ってきました。

念願の雲ノ平。そして、雲ノ平山荘。

数年前から企画しつつも悪天候で流れ、ようやく実現したこの山行。
言葉にするのが難しいくらいの満足感。
秘境という言葉が相応しい、素晴らしい場所でした。

3泊4日の縦走になっているので、
数回に分けて登山記録を書いていきます。

 

登山記録

日時:2023年9月9日(土)~9月12日(火)
移動:バス

行程:

Day1

・7:00 折立(薬師岳登山口)
・10:10 太郎平小屋
・10:50 太郎平小屋 発
・12:05-12:30 薬師岳山荘
・13:40 太郎平小屋

Day2

・6:00 太郎平小屋
・7:40 薬師沢小屋
・10:10 雲ノ平山荘

Day3

・6:15 雲ノ平山荘
・7:15 祖父岳
・8:00 ワリモ岳
・8:32 鷲羽岳
・9:20-9:43 三俣山荘
・10:20 三俣蓮華岳
・11:30 双六岳
・12:00 双六小屋

Day4

・5:35 双六小屋
・6:23 弓折乗越
・6:30 弓折岳
・7:07 鏡平山荘
・9:10 わさび平小屋
・10:05 新穂高ロープウェイ

行動時間:28:14
歩いた距離:48.5km
累積標高:3,784m


【雲ノ平のオススメ度】

満足度 低い  ○  ○  ○  ○    高い
景観 悪い  ○  ○  ○  ○   良い
体力度 低い  ○  ○  ○  ○    高い
難易度 低い  ○  ○    ●  ○  高い
アクセス 悪い    ○        良い

 

雲ノ平へのアクセス

雲ノ平は秘境と呼ばれるだけあり、
北アルプスの最奥部とも言える場所にあります。

アクセスはメジャーなのは、
富山側(折立)、あるいは岐阜側(新穂高温泉)より。
いずれからも1泊2日の距離。

今回は折立から新穂高温泉へ縦走するルートで、
トータル3泊4日の山行。

9月8日(金)の夜行バス、毎日あるぺん号で、
折立の薬師岳登山口に向かいます。

竹橋22:30で登山口に6:30頃に到着予定。

 

薬師岳登山口は想像以上の賑わい

この折立の登山口は、
首都圏の人間にとっては遠い場所。

ここ最近は登山口付近で頻繁に熊も目撃されており、
登山者も少ないのかなと思いきや、
駐車場はほぼ満車。

登山口は人で溢れていました。


あまりにも人が多いので、
この日は熊鈴は付けずに出発。

特に急ぐ工程でもないので、
肩慣らし的にゆっくり目のペースで歩きます。

 

そこそこ良い塩梅の勾配が続きます。

道がしっかり整備されていたのが印象的。
木道が多く、脚にくる道のりでした。

 

SDIM8018

SDIM8009

 

太郎平小屋に無事にチェックイン

今日の宿泊地である太郎平小屋までは、
コースタイムで約4時間。

人によってはこの日はその先の薬師沢小屋、
あるいは雲ノ平まで行く健脚の方もいるようで、
登っている人は比較的経験者が多かった印象。

 

そんな中、自分も快調に登り、
10時過ぎには太郎平小屋に到着。

SDIM8027


お腹が空いていたので、
軽いお昼休憩の後、そのままチェックイン。

普通の宿と違って、
10時台でもチェックインできるのが山小屋の良い所。

太郎平小屋はいかにもな山小屋。
2段ベッドの空間に布団が4枚が一区画。

幸い、一人一枚の布団で寝られたので快適でした。

 


少し休憩して、時間もあるので、薬師岳方面に行くことに。

 

近くに見えて意外と遠い薬師岳


太郎平小屋の看板によると、
薬師岳までは登りで3時間。

SDIM8028


割と近くに見えていても、
登ってみると遠いのが登山あるある。

不要な荷物は山荘に置いていたので、
身軽だったとは言え、少し疲れがあったのと、
薬師岳山荘付近でカメラのアイカップを紛失したのに気付き、
だいぶテンションが下がってしまい、今回は山頂には登らず、
山荘から折り返すことに。

 

SDIM8034


また別のルート(室堂〜折立)で、
トライしたいかなと思います。

 

太郎平小屋の過ごし方

 

夕方の日暮には、
小屋の裏手にある太郎山へ(10分強で着きます)。

ガスってはいたものの、
遠くには水晶岳が見えました。

目指す雲の平はその途中のどこかにあるはず...

SDIM8048

 

ちなみに、太郎平小屋のご飯は17:00。
朝食も5:00でした。

明日もあるのでしっかりエネルギー補給(水分補給)。



のんびりできる談話スペースがなかったので、
就寝時間(21:00)までベッドで読書をしてのんびり。

 

明日はついに雲の平に向かいます!