【雑記】いつか歩いてみたい道 "アンナプルナ・サーキット"
登りたい山は数えきれないほどあって、生きている間にそれらの山を登ることはできないかもしれない。近場にある山でさえ、まだまだ登ったことがない山ばかり。
でも、一つだけ選ぶとしたら、
歩いてみたい道は ネパール にある道。
ネパールの西、アンナプルナ山群を周回するトレッキングルート。
通称 "アンナプルナ・サーキット" 。
将来の夢の一つなので、いつ実現するかは未定。でも、山に登れない日が続いているせいもあって、写真を見返していたら。その思いが再燃してきました。
今回は、そのルートを知るきっかけになった、
ネパールでの ミニトレッキング の思い出を振り返ります。
ネパールへの旅
ネパールに行ったのは、2013年の11月末。
2015年の4月には大地震が起き、甚大な被害があったのは周知の通り。
ネパールは観光産業への依存が大きく、
登山もその主要コンテンツ。
この年は、エベレストでの大規模な雪崩で死者がたくさん出たこともあり、国にとっては大きな傷跡が残ったようです。
この旅行で出会った多くのネパール人。
いまだに覚えてる顔もたくさんあるので、今でも無事なのかと心配です。
ネパールに行くには、直行便はなく、
経由便で首都カトマンズに向かいます。
この時はバンコク経由。
カトマンズは首都だけあって 喧騒 という言葉が似合う街。
空港から適当にホテルのバスに乗って、中心地へ。ゲストハウスもたくさんあり、安くて、そこそこ快適。
ホテルも無事に決まり、荷物を降ろしたら、散策へ。
カトマンズはお土産屋さんもたくさんあり、また登山グッズのお店が本当に多い!
なお、この登山グッズ。
偽物が多いので要注意。
かなり精巧にできているので、パッと見は本物に見えます。
ロゴの部分を見ると若干の粗さがあるような気がします...
ネパールの西、ポカラを目指す
特に大きな目的のある旅ではなく、
のんびりしたかったのもあり、カトマンズは早々に後にし、
翌日には、西にある第二の街、ポカラへ。
約7時間。バスは10:30頃の便で、夕方にポカラ着。
バスは前日に宿の人に頼んで手配済。
集合場所に行くとバスの大行列。
近くの露店で飲み物や軽食を買って出発に備えます。
みんな、同じ方向を見ている... 何かあったかな...
こちらは、ポカラに着いた時の一枚。
後方には雪をまとった山脈が連なっています。
あれが、すでにほとんど6,000m以上なのだから恐ろしい...
ポカラの街を歩く
ポカラの雰囲気は、
一言で表すなら「のんびり」。
喧騒のカトマンズとは違って、空気が穏やか。
のんびり散歩して、ちょっと小洒落たカフェでコーヒーを飲んだり。
ホテルは屋上に近い部屋だったので、
テラスでこちらものんびり過ごしました。
奥に見える尖った山が、
マチャプチャレ 6,993m。
神聖な山とされ、登山は禁止されているそう。
このマチャプチャレを始めとした「アンナプルナ山群」を周るトレッキングルートはいくつかあり、2週間ほどかけてグルッと周るコースが通称 "アンナプルナ・サーキット"。
トレッキングの玄関口ダンプスへのミニトレッキング
この時は、トレッキング目的はなかったものの、トレッキングルートの玄関口であるダンプスという村までミニトレッキングに出かけました。1泊2日の旅。
麓の街までタクシーで行き、そこから1時間半ほどでダンプスに到着。
棚田のある田舎の村という雰囲気。
適当に宿を見つけてチェックイン。
その後は周りを散歩したり、ネパール人とおしゃべりしたり。
女の子と遊んだり。
アンナプルナ・サーキットへの憧れ
このホテルで出会ったのが、ちょうどトレッキングから帰ってきた日本人の女性。
そして、色々と話を聞いて興味を持ったのが、このトレッキングルート。
かなり標高の高いエリアを歩くので、楽ではないものの、最高の景色が堪能できるトレッキングだそう。
このダンプスから見える山々の景色だけでも十分に素晴らしく、それ以上のものが、そこに間違いなくあるのだと思うと、本当に心が震えるというか、いつか自分が歩いている姿を想像してしまいたくなります。
日本の登山の場合は山頂を目指すというスタイルがどうしても主になってしまうところ、こうして景色を間をすり抜けていくようなトレッキングの旅には憧れます。
2週間でなくとも、短いコースもあるようなので、ぜひ、検討して、いつか実現させたいと思います。
#050| いつか歩いてみたいネパールの "アンナプルナ・サーキット"