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【雑記】あらゆる山行に連れ添った愛車とお別れしました…

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タイトルの通りですが、
車検満了に付き、愛車を手放すことにしました。

2017年5月に中古で購入した車。
購入時の走行距離は85,000kmで、
119,000kmまで走ったので、だいぶ走ったなと...

 

地方で仕事をしていた時に、
仕事用に使っていたものでしたが、
プライベートでも多用。


山に関しても、思い起こせば様々な山に行ったもの。

  • 大源太山
  • 巻機山
  • 苗場山
  • 谷川岳
  • 涸沢〜北穂高岳
  • 唐松岳
  • 雲取山
  • 木曽駒ケ岳
  • 鍋割山〜塔ノ岳
  • 天狗岳
  • 蓼科山
  • 硫黄岳
  • 大菩薩嶺
  • 金峰山
  • 乾徳山
  • 北横岳
  • ミツバ岳
  • 西岳〜編笠山


山道を走るには少しばかり辛い排気量でしたが、
それでも頑張って走ってくれました。

四駆だったので、むしろどこでも行ける気がしたもんだ...

ほとんど調子を悪くすることもなく、
唯一あったのはイグニッションコイルの不調。
ネットで調べて自力で交換しました。

 

でも、流石に次の車検を通すにはボロボロなので、
このタイミングで手放すことに。

 

しばらくは車を所有する予定はないので、
カーシェアを上手く活用して山に登りたいと思います。

もしくは誰かの車に乗り合わせてもらって...

 

でも、表銀座縦走の時がそうだったように、
縦走には高速バス等の活用が向いているので、
来年度は長距離の山行をメインにやっていきたいと思案中。

 

というわけで、
今回は雑談というよりは、
個人的な思い出の記録としてのポストでした...

 

 

 

【雑記】あらゆる山行に連れ添った愛車とお別れしました…

【登山記】紅葉シーズンの終わりに西穂高岳に登ってきました②:西穂山荘〜西穂高岳【テント泊】

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紅葉シーズン終わりの10/11-12に、
西穂高岳に登ってきました。

今回は、
西穂山荘〜西穂高岳のアタック
の記録です。


西穂山荘までの初日の記録はこちら。

 

tools4mountains.hatenablog.com

 


 

いざ、西穂高岳へ!


計画では5時半出発を予定していましたが、
3時半頃にテント場に動きがあり、
こちらも目が覚めたので、朝ご飯。

明け方は流石に寒いので、
マルタイラーメンで身体をあっためます。

そのままスープも飲み干して水分補給。

 

暗い中、ヘッドライトで照らしての撤収。
比較的スムーズにテントも片付けられました。

 

荷物は最小限にしてパッキング

西穂山荘のデポの環境ですが、
テントの撤収は8:30までとなっているので、
不要なものは山荘外の棚に保管できます。

今回は友人に借りてしまいましたが、
大きめのデポ用のスタッフバッグがあると良さそう。

 

空が少しずつ明るくなり始めた
朝の5時に西穂山荘を出発。

目的地である西穂高岳の山頂を目指します。

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昨日の曇天とは変わって、
天気は晴れ!

気分も上がります。

 

西穂丸山、そして西穂独標へ


今回の行程は次の図の通り。

西穂山荘からの登りは
約2時間20分の道のり。

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目指すはもちろん頂上ですが、
見ての通り、西穂高岳には
大きくは3つの山があります。

  • 西穂丸山
  • 西穂独標
  • 西穂高岳 主峰

の3つです。

このうち、西穂独標までは、
初級者でも問題なく辿り着けるコース。

ただ、独標から先は一気に難易度が上がります
ヘルメットも必須なので、要注意。 

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まずは西穂丸山を経て、
西穂独標まで。

西穂山荘より上は、
岩がゴロゴロしたガレ場が続きます。

登り始めなので、
身体を慣らしながら登ります。

朝焼けがとても綺麗。

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見上げると岩山が連なっています。

真ん中の標識が立っている丸い岩山が
西穂独標です。

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意外と普通の山道に見えますが、
近付くとかなり険しさが伺えます

この独標の向こうに見えるのは
ピラミッドピークと呼ばれる峰。 


最後に急な岩場を登ったら、
無事に西穂独標に到着。

 

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気を引き締め、西穂高主峰へ向けて出発


独標で少しの休憩。

同じくらいの時間に山荘を出た登山者で、
それになりに賑わっていました。

西穂独標からは大小のピークと、
その奥には奥穂岳への稜線が見えます。

写真のちょうど真ん中に位置するのが
西穂高岳の主峰です。

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西穂独標から主峰までは、
それらを含んで大小の11のピークがあります。

各峰の岩肌に数字が書いてあり
残りの行程の具合がわかります。

 

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独標からはヘルメットを装着

本当に危ない箇所も多いので、
三点支持で慎重に進みます。

振り返ると、険しい道が...

足を踏み外したら...
運が良くとも大怪我は必至
ヘリコプターを呼ぶことになりそう。

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実は、この前日には
西穂高岳で滑落による死亡事故があったようで、
前の夜のテントの中でそのニュースを知りました...

毎年のように多くの事故が起きている山域なので、
時には撤退する勇気も必要だと思います。


ここからは標高も上がっていき、
第10峰、第9峰と過ぎて、
第8峰であるピラミッドピークに到着。

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太陽も登ってきて、
サングラスが必要な明るさになってきました。

先はまだまだ長く、険しい。

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真面目な話、
ここからは三点支持必須の場所も多く、
撮影枚数が一気に減りました...

写真よりは安全重視の山行。

 

チャンピオンズピーク〜主峰へアタック!


ここからは文字通り、
黙々と登りました。

どちらかというと、
登り以上に下りが怖そうな道。

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ただ、慎重に進めば大丈夫。
個人的には独標直後の岩場が一番怖かったです。

最後の岩場の登りも急で、
技術的にはここがピークの難しさかも。

グループの場合は、
仲間が足場を指示できるので、
ソロだとより難易度が上がりそう。

ともあれ、7時20分に
無事に西穂高岳の主峰に登頂しました!

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眼下には上高地方面が。
下の方は紅葉も綺麗で素晴らしい景色。

山頂には他にも5-6名が登っており、
ドローン撮影している人もいて、
居合わせた人で談笑の時間。

2組の人たちは、
この先のそのまま奥穂高岳へ縦走するらしく、
尊敬するばかり。 

 

西穂山荘までの下山も要注意


ここからは風景を楽しみながらの下山。

ただ、下り方が危ない場所も多いので、
引き続き注意は必要

実際、何回か転んで膝をぶつけました...

 

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良い天気に恵まれたので展望は素晴らしく、
笠ヶ岳方面の紅葉も綺麗でした。

道中、ブロッケン現象も見ることができました。

 
すれ違った方が、
ライチョウに出会えたと言っていましたが、
残念ながら出会えず。


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下りは2時間程で、
無事に西穂山荘に戻ってきました。

西穂山荘では下山中ずっと心に決めていた
バヤリースで乾杯

デポしていた荷物をパッキングして、
山荘でバッジを購入して下山することにします。

なお、西穂高岳のバッジを買ったつもりが、
帰宅後に見てみたら独標のバッジでした、笑。


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山荘からは
また重い荷物を担いでの下山。

流石に疲労が溜まっていて、
ロープウェイ駅までも疲れました...

再度ロープウェイに乗り、
今度は甘いものが食べたくなってきたので、
ソフトクリームで乾杯しました。

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振り返って...

 

なかなかの難易度の山でしたが、
登る喜びを思い出させてくれる山でした。

西穂山荘までのアクセスが容易なので、
テン泊にも最適

主峰まで登らずとも、
自分の体力と相談して、
丸山あるいは独標までのコースもあるので、
楽しみやすい山だと思います。

 

新穂高温泉からは、
他にも双六岳方面のルートもあり、
こちらもいつか登ってみたい道。

 

最後に、ロープウェイ駅のお土産屋さんで購入した
Yamasankaというブランドのカラビナ。

お土産にもオススメです。

*もちろん登山用ではありません

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追伸:動画作成しました

今回は初の試みで、
動画も作成してみました。

よければこちらもぜひ。

 


【登山】紅葉シーズン終わりの西穂高岳【テント泊】

 

 

 

【登山記】紅葉シーズンの終わりに西穂高岳に登ってきました②:西穂山荘〜西穂高岳【テント泊】

【登山記】紅葉シーズンの終わりに西穂高岳に登ってきました①:新穂高〜西穂山荘【テント泊】

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前々から計画を練りに練り、
当初は10/3-4でテント場を予約していたものの、
諸事情で延期。

その後、突然の台風14号の発生
一時はどうなることやらと思いましたが、
10/11-12の日程で西穂高岳を登ってきました!

なんとか無事に
紅葉シーズンの最後に滑り込み。

 

まずは、初日の西穂山荘までの記録です。

 

西穂高岳に登ることにした理由


西穂高岳はずっと気になっていた山。

穂高の名前が付いている通り、
穂高連峰の一つで南の端にあります。

涸沢から見える奥穂高岳や北穂高岳と違って、
少し遠いところにあります。


上高地から登ることもできますが、
一番メジャーな登山口は岐阜県の新穂高温泉

その新穂高は自分にとって未知の世界で、
新しい場所を開拓したいという思いがありました。

 

また、せっかくソロテントを購入したので、
テン泊をしたいという理由もその一つ。

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tools4mountains.hatenablog.com


今シーズンは登る回数が少なく、
若干体力に不安もあったので、
テン場までのアクセスが容易
西穂高岳に登ることに決めました。


テントの他にも、
三脚を買ったり、座布団を買ったり、
ココヘリに加入したりと準備を進めてきたので、

冬になる前の最後のチャンス!

ということで、
月曜日をお休みにして日~月で行ってきました。

 

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新穂高までのアクセス&駐車場

 

さて、この新穂高。
東京方面からだと想像以上に遠かった...

上高地行きのバス停の沢渡ターミナルを過ぎてから
悠に1時間くらいはかかったので、
上高地に行く感覚で向かうと間違えます。

この日は5:30に東京を出て、
新穂高の駐車場に着いたのが11:50でした。

約6時間半の運転は流石に疲れた... 

 

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実は、不安だったのがこの駐車場。 

初めて行く山は、
登山への不安に劣らないくらい
駐車場の確保が心配事。


この新穂高温泉の駐車場問題。
奥飛騨温泉郷観光協会のホームページに
マップがあるので事前に見ていたもの、
行ってみて分かったことが多かったです。

www.okuhida.or.jp

 

駐車場は

  • 一般観光客用
  • 登山者用

に分かれており、
登山者用の駐車場に関しては、更に

  • 無料駐車場
  • 有料駐車場

に分かれており、とても複雑...

観光協会の地図にメモを追記してみたのがこちら↓

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ロープウェイ自体も2つあり、
西穂高方面へ向かうには
第2ロープウェイに乗る必要があります。

なので、登山者の場合は、
トンネル前の分岐で右折し、
道なりに進みます。


しばらく進むと無料の第8駐車場の入り口が見え、
今回はこちらに駐車しました。

ただ、個人的にはこの先にある
有料駐車場(第7駐車場)
登山者用として最寄りなのでオススメ。

と言うのも、
第8駐車場からロープウェイ駅までは
15分くらいかかる上に登り坂... 

有料駐車場も1日300円という安さなので、
無駄な体力消耗を避けるためにも、
登山者は第7駐車場を使うのが良いと思います。 

 

ただ、混雑期はこの第7駐車場も含め、
第8,9,10と埋まっていくらしいです。

宿泊組も多いので、
繁忙期は深夜着でないと空いていないという噂...

 

ロープウェイに乗り、西穂高口駅へ


無事にロープウェイ駅に着いたら、
早速、チケットを購入

駅舎はとても綺麗でした。
お洒落なパン屋さんもありました。

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チケットは第2ロープウェイ往復で、
2,900円でした。

なお、登山者はほとんど該当するかと思いますが、
6kg以上の荷物がある場合は追加で
荷物券(400円)を購入する必要があります。

要注意。

なお、チケットは自動券売機で購入。
各種クレジットや、ICカードも使えるので便利。

現金をあまり持ち運ばなくて良いのは
とてもありがたいです。

 

第2ロープウェイは
毎時15分・45分の発車

割と混んでいたので、
待機列に並んだものの最初の便には乗れず、
しばらく待つことになりました。

 

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2階建てのロープウェイ。
新しくてとても快適。

この日の登りはガスっていましたが、
雲の切れ目から一瞬見えた西穂高岳
ロープウェイ内からは歓声が。

なんだかアトラクションに乗っているようで、
面白かったです。

ロープウェイの搭乗時間は10分くらい。
13:00頃に西穂高口駅へ到着


時間に余裕があれば、
西穂山荘でお昼を食べたかったのですが、
厳しそうなので、西穂高口駅の食堂で軽くエネルギー補給。

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飛騨コシヒカリに飛騨牛の入った
その名も飛騨牛めしを食べて、
登山届をきちんと出したらいざ出発!

 

まずは今日の宿泊地、西穂山荘へ


出発時刻は13:18

西穂高岳へのアタックは翌日なので、
この日は宿泊地である西穂山荘を目指します。

ロープウェイ駅からは
1時間半のコースタイム。

決して大変ではないものの、
テン泊装備の重量が肩にのしかかる...

 

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今回の山行では、
使用するバックパックは
とても悩んだ末に先日購入した
ifyouhaveのhugを選択しました。

tools4mountains.hatenablog.com

 

頑張って装備一式を詰め込みましたが、
カメラに加えて三脚も持っていったので、
少し荷重オーバーになってしまったのが反省。

ヘルメットも嵩張ってしまうので、
ここまでの装備になると、
50L~のバックパックだなと改めて思いました。


ただ、今回は、
フル装備での歩行は西穂山荘までなので、
無理することなく、バックパックの感覚を掴む上でも
良い経験になりました。

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天気が良ければ紅葉も見頃でしたが、
生憎のガスで展望が見えず...

雨が降る気配はなく、
涼しくて快適と言えば快適。


西穂山荘までは標高で250mの登り

ひたすらに歩き続け、
1時間20分でガスガスの西穂山荘に到着

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西穂山荘のテン場について


西穂山荘のテン場のキャパは約30張

10/11以降は予約不要ということでした。
小屋泊は引き続き要予約(電話のみ)。

10/3-4の予約を直前でキャンセルした際も、
事務所の人はとても良い方で、
また来てくださいねと仰ってくれて、
とても気持ち良く対応頂きました。

www.nishiho.com

 

今回は、日曜日の宿泊だけあって、
到着時点ではテン場にはテントの姿は無し。

早速受付に向かったところ、
ちょうど先客がおり、
2番目の受付となりました。

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向かって右側が自分のテント。
二人で行っていたので、
場所確保と受付で分かれ、良い場所を確保できました。

こちらのテント場は全体的にフラットなので、
どこに張っても快適かなと思います。

先日購入したばかりの
マウンテンショット1も、
無事に西穂山荘にてデビュー。
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すっかり暗くなって写真が撮れなかったのですが、
ソロテントとしては上部の空間が広く
天井のポケットが小物収納に便利でした。

また、入り口が曲線のジッパーで
片手で開けられるのもポイント。

非常に満足してます。

 


なお、
西穂山荘のテン場のコンディションですが、
ペグが効く場所は半々くらい。

なので写真の通り、
適宜、岩を使って設営しました。

適度に木々に囲まれているので、
比較的安心して過ごせそうです。

 

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テン場の使用料は1,000円
トイレの使用料も含まれます。

また、小屋の受付横にて、
水を購入することもできます。

500mlで100円だったと思います。

小屋入り口の自販機で飲み物やお酒も買えますが、
夜は通電しておらず使えないので、
買いたい人は早めに買っておくと良いです。

 

時間に余裕はあるものの、
暗くなる前に夕食の準備を開始。

この日はご飯を炊いて、
焼き鳥缶と卵を調理して親子丼にしました。

なお、写真は偶然同じメニューを準備してきた(笑)、
同行の友人のメスティン。

昔から、同じスニーカーを偶然買ったり、
カメラや時計も被ったりと、シンクロ率高し

 

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ビールをついつい飲んでしまい、
日本酒も飲んでしまい、
晴れることもなさそうなので、寝袋に潜り込みました...

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急に現れた満点の星空

 

就寝は19時くらい。

この時は翌朝晴れたら良いな
くらいの気分でしたが、
しばらくすると外から話し声が。


もしや?


と思いテントを開けてみると、
満点の星空が広がっていました!

 

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大量の流れ星人工衛星と、
テント泊ならではの、
満足な夜になりました。

 

 

 

 【登山記】紅葉シーズンの最後に西穂高岳に登ってきました①:新穂高〜西穂山荘【テント泊】

【雑記】テン泊でのバッテリー問題の最適解を考えてみました

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今の時代、
何をするにも必須なのがスマホ


そして、登山においても
スマホの重要度は高まるばかり。

緊急時の連絡はもちろん、
GPSと連動した地図アプリを使ったり、
写真撮影をしたりと大活躍。


となると悩ましいのが、
バッテリーの充電


山小屋に泊まる場合、
充電できるところもありますが、
テン泊の場合は自力で解決する必要があります。

 

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写真は槍ヶ岳山荘の充電コーナー。
充電できるとはいえ、
1回30分の条件付き。

 

モバイルバッテリー
を持っていけば良いのですが、
荷物の軽量化を考えると、
もうちょっと良い方法がないのかな、と。

 

改めて考えてみた結果、

個人的には
ランタンと兼用
という案が最適解かなと思っています。

 

そのために使っているのが
こちらの商品。

Baicoy LED ランタン

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購入したのは1年前くらいで、
現行品は形状含め、
少し仕様が変わっています。


¥2,000程で買えるので、
とてもお買い得。 

 

容量は5200mAh

充電式で、
容量は5200mAhあるので、
iPhoneを約1.5回フル充電可能

重量は現行品だと、
200gとあります。
兼用品と考えると、かなり軽いのではと思います。
 

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microUSBで充電でき、
通常のUSBケーブルを繋いで、
スマホに給電できます。

 

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上面には
"キャンピングランタン"
とありますが、
むしろ登山用に最適では?
と思います。

  

色味も明るさも変えられます

中央の電源ボタンを押すと、
色味が白色と暖色に変更可能。

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隣にある+-ボタン
明るさも自由に変えられます。

また、中央のインジケーターで
残量確認も簡単。

 

カラビナ式フックは使い勝手良し

カラビナ式フックもあるので、
テント内に引っ掛けておくことも可能。
 

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テント内ではフックで引っ掛け
ランタンとして使用

そして、寝る時には枕元に置いて
バッテリーとして使用

という組み合わせが最高かと。

 

連泊となると少し不安ですが、
1泊での登山であれば、
この充電式LEDランタン
乗り切ってみたいと思います。

 

 

 

【雑記】テン泊でのバッテリー問題の最適解を考えてみました

【山道具】休憩時のお供に、 EVERNEWのコンパクト折りたたみマット

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テント泊に向けて、
ソロテントに加えて購入した商品。

EVERNEW
コンパクト折りたたみマット

名前の通り、
折りたたみできるマットで、
パスポートサイズの大きさです。
*比較にAirPods Proを置いています。


登山中や、テン場での
休憩用のクッションとして購入しました。

折りたたむのか、膨らますのか

 

クッションは色々なタイプのものがあり、
メーカーから各種販売されています。

EVERNEWのマットは、
発泡ポリエチレン製のシンプルなマット。

重量は約20g
必要最低限のサイズなので、流石に軽いです。

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クッションとしては、
空気を入れるタイプのクッションもあり、
とても便利なので
使っている人も多いと思います。

実は、自分も以前、
そのタイプを持っていました。

 


しかし...

 


初めて参加した雪山講習で、
アイゼンの爪でクッションを破ってしまった
というトラウマが...


なので、膨らませるタイプは避け、
乱暴に扱っても問題のない
EVERNEWのマットを購入しました。

価格はヨドバシ.comで
¥664(税込)でした。


これなら、万が一無くしたとしても、
トラウマになることはなさそう...

 

座り心地はどうか


広げると、厚みは1cm程なので、
座り心地という意味では、
厚みのあるマットには負けます。

ただ、断熱効果は期待できます。 

膨らませるタイプは
断熱効果はそこまで強くないので、
特に雪上では強みが活かせそう。

 

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半分に折りたたんだ状態でも使えるので、
1cmの厚みが心もとなければ
状況も応じてこのような使い方もできそう。

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他にも、
テント泊の時に、
寝袋の下に敷いても良いかもしれません。


自分の場合は
120cmくらいの短かいタイプ
スリーピングマットを使っているので、
足りない分はこちらでカバーできそう。

 

素材が発泡ポリエチレンなので、
耐久性には少し欠けます

使い続けるとボロボロになりそうですが、
価格もリーズナブルなので、
その時は、また買い替えれば良いかなと思っています。

 

 

コンパクトなクッションを探すと、
このEVERNEWの折りたたみマットに
必ず辿りついてしまいますが、
実際に使ってみながら、
また良い商品があれば試してみたいと思います。

 

 

 

【山道具】休憩時のお供に、 EVERNEWのコンパクト折りたたみマット

【雑記】安心登山のために、COCOHELI ココヘリに加入しました。

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先日、
我が家に重要書類が届きました。

 

封筒にはヘリコプターの絵。


そう、前から検討していた
ココヘリ
に入会しました。

 

登山の"安心"については、
色々とサービスがありますが、
今回はココヘリについての紹介です。

 

 

ココヘリとは?

 
ココヘリは簡単に言うと、
会員制の捜索ヘリサービス

hitococo.com

 

入会すると
専用の発信機
が会員証として送られてきます。


その発信機を持っていると、
万が一の遭難の際に
位置を探してくれるというサービス。

 

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ココヘリのイメージ(公式WEBより)


ここで要注意なのは、
ココヘリはあくまで
位置捜索のサービスであると言う点。

サービス内容には
救助自体は含まれていません

なので、救助活動は公的救助に引き継がれます。

 

ただ、遭難においては時間が勝負。
その時に活躍するのが
このココヘリだと言えます。

 

入会した理由

 

ココヘリを初めて手にしたのは、
今年の2月の上州武尊山の雪山登山の時でした。

tools4mountains.hatenablog.com

 

登山口となるのは川場スキー場ですが、
川場スキー場からの雪山登山の場合は、

ココヘリの装備が義務付けられています。

 

ココヘリを持っていないと、
ロープウェイのチケットが買えない
という厳格な体制。

ただ、持っていなくても、
レンタル可能なので、
この時はレンタルで無事に登山しました。

 

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写真は上州武尊山から見る剣ヶ峰
標高2020mの今年の山。
素晴らしい雪山でした。

 

以来、ココヘリに関心を抱き
今回入会に至りました。 

 

入会キットの紹介

 

届いたキットの内容物はこちら。
色々入っていました。

 

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キャンペーンをやっていて、

  • 会員証
  • USBケーブル

の他に特典で

  • オリジナル手ぬぐい
  • カラビナ付きキーホルダー

が付いてきました。

 

また、入会金が3,000円
年会費はStandardプランで年額で5000円のところ、
キャンペーンで3,650円でした。

 

ちなみにココヘリの発信機は
レンタル扱いなので、
退会の際には返却が必要です。

無くさないようにしなければ...

発信機は会員証を兼ねており、
固有のIDを持っていて個人と紐付けられています。
 

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充電はUSBケーブルでの充電。

電源のつけ忘れ防止のため、
スイッチは常時ONという仕様。

フル充電で3ヶ月持続とありますが、
登山前日に再度充電しておくと安心。

 

登山届の記入を忘れないように


前述の通り、
ココヘリには固有IDがあり、
捜索の際にはそのIDが頼りになります。

なので登山届の際には
ココヘリIDを必ず記入することが大切。

 

ネットの登山届のサービスである
Compassなどを使えば、ID記入欄もあるようです。

 

www.mt-compass.com

 

これからはID記入を忘れないように、
要注意でいきたいと思います。

 

もちろん、
ココヘリに加入したからといって、
安全が保証されるわけではないので、
これからも安全には万全の注意を払って
登山を楽しみたいと思います。 

 

 

 

 

【雑記】安心登山のために、COCOHELI ココヘリに加入しました。

【山道具】初めてのソロテントに THE NORTH FACE / マウンテンショット1 を購入しました!

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悩みに悩み抜いた結果、
ついに...

ソロテントを購入しました! 

 

購入したのは、

THE NORTH FACE
マウンテンショット1という商品。

1人用の軽量・コンパクトなソロテントです。

 

ソロテントについては
気になる商品を比較検討し、
最終検討フェーズに入っていました。

詳しくは下記の記事をぜひ↓

tools4mountains.hatenablog.com

 

それにしても、バッグ底面の
THE NORTH FACE
のロゴが眩しい...

 

とは言ったものの、
まだ購入したばかりで、
実際のサイトでの使用はまだですが、
まずはご報告(誰に?)とご紹介です。

 

 

マウンテンショット1の内容物


まずは中身の確認から。
取り出して並べてみました。

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見ての通り、
ブランドのイメージカラーである
サフランイエローを差し色に、
基本はグレーで統一されています。


マウンテンショットの特徴は、

  • 本体
  • フライシート
  • ポール
  • ペグ
  • スタッフバッグ

という基本構成に加えて、

  • グラウンドシート

が標準で付属すること。


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山岳用テントは軽量化のためもあり、
かなり薄い生地でできているので、
特にゴツゴツした場所でのテント設営は
生地が破れてしまうのではと不安になることも。

そんな時、下に敷いて
テントを守ってくれる
グラウンドシートが標準で付属するのは嬉しい。


この点は、
マウンテンショット1購入の決め手でした。

 

重量に落とし穴が?! 


このマウンテンショット1ですが、
公式サイトによると、
重量は1.27kgとあります。

www.goldwin.co.jp


ところが、
自分で実測してみたところ、

総重量は...

1.34kgでした。

 

0.07kgの差は小さいようで、
そうでもない

何かの間違いかと思いながら、
改めて公式サイトを見返していたところ、
原因が判明

 

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総重量の1.27kgの内訳は

  • 本体
  • フライシート
  • ポール
  • ペグ
  • フットプリント(グラウンドシード)

そう、ここには
スタッフバッグが入ってない!


スタッフバッグ無しの重量表記...

それは無いだろう

というのが率直な気持ち。

 

まあ、でも、
1.34kgは十分に軽いので、良しとします。
(切り替え大切)

 

収納に関して


0.07kgのスタッフバッグ。

当たり前ですが、
ポールも含めてすべて収納可能です。

ただ、バックパックへの収納を考えると、
ポールは別に収納する方が良いかなと思います。

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ポールの長さが約43cm。

一方で本体他はスタッフバッグを絞ると
約36cmに収納可能。 

 

圧縮すれば、
もう少しコンパクトになりそう。

 

持ち運びという観点でも、
かなりコンパクトになりそうです。

 

 

購入はPaypayモールがお得かも?

 

さて、使用レビューは
実際に山で使ってみてからにしたいと思います。

10月頭に早速、北アルプスに向かう予定。
昨年は、秋は台風ばかりで山に行けなかったので、
本当に楽しみ。

 

なので、今回は最後にお得情報(?)を。

マウンテンショット1の定価は
消費税込みで¥52,800

 

ただ、Paypayモールで
様々なキャンペーンを駆使したところ、

なんと

まさかの39%のポイント還元

 

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ポイント還元分を差し引くと、
¥36,488となりました。

 

このキャンペーンですが、
適用条件が複雑で、

ソフトバンクユーザの該当分が大きいです。

そして、キャンペーンの一部は9月末で終了の様子...

 

やはり、¥52,800という値段はなかなか高いので、
コスパという意味では

  • モンベル / ステラリッジテント
  • アライテント / エアライズ

といった定番品はお買い得だなと
改めて思いました。

 

ともあれ、
買い物は巡り合わせ。

ついに購入したソロテント、
大切に使っていきたいと思います。 

 

 

 【山道具】初めてのソロテントに THE NORTH FACE / マウンテンショット1 を購入しました!

【撮影機材】軽量コンパクトなトラベル三脚 Leofoto LS-225C+LH-25 を購入!

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写真の通り、
三脚を買いました!

10月頭にテント泊での山行を予定していて、
せっかくなので写真もしっかり撮ってみようかなと。

 

色々と検討した結果選んだのが、
Leofoto LS225C という三脚。
雲台のLH-25とのセット品を購入しました。

 

色々なレビューの評価は高かったので
期待はしていましたが、実際に届いてみると、
予想以上に良い商品でした。

まだデビューは先ですが、
今回はこちらの三脚の紹介です。

 

 

Lefotoって?


三脚メーカーというと、

  • Slik
  • Velbon
  • Manfrotto

あたりが代表的なイメージ。

そんな中で購入したのはLeofotoというメーカー。
初めて聞く名前で調べてみると...

Leofotoは中国のメーカーで、設立は2014年。
まだまだ新しい会社。
ただ、それ以前より三脚のOEM供給をしており、
三脚製造に関しては10年以上の歴史があるようです。

日本では下記の代理店が販売。

 

widetrade.jp

 

アルミの削り出しのパーツを多様し
精巧なモノづくりが高い評価を受けている会社。

そして、何よりも注目すべきは
コスパの高さ

代表的なメーカーの同等の三脚は
¥50,000~ といった価格帯のところ、
今回購入した商品はAmazonで¥32,980でした。

 

*どうやら在庫数で価格変動があり、
今見たら少しだけ価格が上がっていました... 

 

パッケージからも感じるこだわり


届いた商品はこちら。まずはパッケージ。

黒の外箱はお金をかけている証拠。
パッケージも手を抜いておらず好感度が高いです。

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裏面には
 "10 YEAR WARRANTY"
の表記。 

メーカー保証で10年というのは凄い。

三脚は悪条件で使うことも多いので、
10年もあれば壊れることは十分あり得る話。

どこまで保証してくれるかはあるものの、
メーカーとしての姿勢には拍手。

 

ケースもしっかり付属します


そして、箱から取り出すと、
商品が... と思いきや、出てきたのはケース

これは嬉しい誤算でした。
ケースは無いと思い込んでいたので、
これはありがたい。

 

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生地もしっかりしており、
ストラップも付いているので持ち運びも容易。

ますます際立つコスパの高さ...

 

"センターポール無し"という割り切り

 
ケースから取り出した内容物はこちら。
サイドポケットには、センターポールと備品が収納。
*今回はセンターポール付きのセットを購入しています。

重量はセンターポール無しで、
実測で0.94kgでした。

体感としてもとても軽いなという印象。

 

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購入したLS-225CはRangerというシリーズ。
Rangerシリーズの特徴は、
センターポールが省かれているということ。

センターポールが無いことで、
畳んだ際にコンパクト
になるのがメリット。

写真にあるようにセンターポールは
あくまでオプションという扱いで、
基本的にはセンターポールレスのデザイン

センターポールは便利ではあるものの、
その点を割り切ったのは、新しいメーカーならでは。
とても良いと思います。

実際のところ、
脚を最大に伸ばした際の高さはそれなりにあるので、
あまりストレスは無いように思います。

試しに脚を伸ばした状態はこちら。

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三脚の伸縮は5段階調整
高さのイメージとしては、
電気のスイッチの位置が参考になるかと。

目線の高さまではいかないものの、
操作するには十分に快適な高さ。

高さがどうしても足りない場合は、
オプションのセンターポールを取り付けます。

 

センターポールの取り付け方


オプションのセンターポールは、
取り付けには少しだけ手間がかかります。

雲台をいったん取り外し、
ネジ穴にセンターポールを取り付けます。

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そして、改めて雲台を
ポールの上部に取り付けるという流れ。

手間といっても器具等は不要なので、
数分あれば作業は完了

センタポール自体も伸縮機構があり、
最大で30cmの高さを追加することができます。

 

この状態ではケースには入らないので、
センターポールの使用は状況次第。

持ち運びを考えると、
無理に持っていかなくても良いかな...

 

雲台 LH-25はとても優秀でした


続いて、三脚の肝でもある雲台
雲台に少しでもガタ付きがあったりすると、
撮影に支障が出てしまうので、とても重要な部品。

このLeofotoの商品について、
実際に現物を触るまで心配だったのが、
この雲台のLH-25でした。

しかし、現物を見て心配が吹き飛びました。

 

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この質感の良さ...

写真だと十分に伝わりませんが、
とても質感が良いです。

アルミの削り出しのパーツを使っており、
かなり精巧な出来...

プラスチックは使わず、
レバー類もすべて金属なので、
耐久性にも信頼が置けますし、
何よりもプロダクトとしての美しさがあります。

 

なお、
カメラへの取り付けは、
付属のプレートをカメラの三脚穴に固定する方式。

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LH-25はアルカスイス互換なので、
付属のプレートを使わずとも、
互換品であれば取り付け可能です。

右側にあるネジを緩めて、
プレートを挟み込んで固定するタイプです。

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ワンタッチでは無いので、
着脱は少しだけ時間がかかるものの、
ネジでしっかり締められるので、
安心感があって個人的には好ましいかな...

 

ちなみに、
付属品のプレートは残念な点が...

それは、カメラに取り付ける際に
コインが必要なタイプのネジだということ。

 f:id:houndedori:20200919082918j:image


山の中でコインを出すのは、
ストレスが溜まりそう...

個人的にはこのプレートを使うことはないので、
あまり問題にはなりませんが、参考まで...

 

Peak DesignのCaptureを取り付けてみた

 

なお、自分の場合は、カメラには
Peak DesignのCaptureを付けています。

tools4mountains.hatenablog.com


Captureプレートはアルカスイス互換なので、
このCaptureはLH-25に取り付け可能

試しにCaptureプレートを付けてみるとこんな感じ。

 

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見ての通りガッチリ固定されています。
上下左右の動きに対しても強度はあります。

カメラを付けた状態でも安定感は問題なし。

LS-225Cの耐荷重は4kgとのことなので、
ズームレンズを付けても大丈夫。

 

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脚を全部伸ばした状態だと、多少はブレるので、
動画撮影時は1段階短くして使うなど
状況に応じて判断が良さそう。

 

LH-25雲台のパンニングは大丈夫?


この動画撮影時に関して、
一点だけ気になっていることがありました。

それは、
LH-25で問題なくパンニングできるのか?
ということ。

 

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LH-25は一般的に"自由雲台”呼ばれるタイプ。
見ての通り、ボールが360度方向に動きます。

自由に構図が決められる一方で、
水平・垂直を保ったままの動きに弱い
というデメリット。

特に水平方向のパンニングは
動画撮影時にはよく使う動きなので、
動画撮影と自由雲台は相性が悪いイメージ。

ネットのレビューでも、
「パンニングは難しい」とあり心配したものの、
LH-25はその点も対応できる仕様
だということが判明。

*これはもしかしたら、今回Amazonで購入したものが並行輸入品で、国内販売の正規品と仕様が異なるからかも?しれないです。

 

このパンニングの仕様ですが、
ボールの右側にあるレバーを回すと、
雲台のボールのロックが解除されます。

ただ、この時に、少しだけレバーを回した状態だと、
ボールはロックされたまま、
雲台そのものが回転するという仕様。
 

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このように、
レバーを10度くらい回すと、
足元のメモリから上の部分全体が回ります。

ボールをロック解除するには、
更にレバーを50度くらい回す必要があるので、
間違ってボールロックを解除することはなさそう。 

この点が最大の懸念だったので、
自分としては満足度が更に上がりました。 

もちろん、水平・垂直が独立しているタイプは、
縦構図の写真の位置取りが決めやすい
といったメリットもありますが、
個人的には横構図がメインなので、
この自由雲台LH-25は使い勝手が良さそう。

 

どうしても必要になったら、
雲台だけ買い替えるという選択肢もあり。

 

 

実はローアングルに強いLS-225C

 
最後にLS-225Cの強みをもう一つ。

それはローアングル撮影

三脚は高さを稼ぐことができる一方で、
低い位置に弱いイメージがあると思います。

特に大きな三脚になると、それは顕著。

ただ、このLS-225Cは
ローアングルにも滅法強い


その秘密は、
脚の根元にあるシルバーのパーツ。

通常は決まった角度までしか開かないのが三脚。

ところが、このシルバーのパーツを浮かせると、
再に外側に開くことができる仕組み。

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この外側への角度調整は
標準を含めると3段階あります。

標準はこちら。

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 1段階開くとこちら。

 

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更にもう1段階開くとこちら。

 

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完全に開脚状態。
雲台の高さはあるものの、
三脚はほぼ地面スレスレの高さ。

なかなか状況よっては面白い撮影ができそう。


本当に色々と考えられており、
改めて完成度の高い三脚だなと思います。

 

デビューは10月頭?

 
せっかく購入したからには
早く使いたいところ。

10月頭に北アルプスのとあるテント場を予約したので、
天候が崩れなければ、そこでデビューの予定。

 

紅葉も期待できる時期ではあるので、
紅葉の撮影はもちろんのこと、晴れていれば
星空撮影にもチャレンジしてみたいと思います。


また、そのレポートは登山記と共に...

 

 

【カメラ】【山道具】軽量コンパクトなトラベル三脚 Leofoto LS-225C+LH-25 を購入!