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【山道具】コロナ対策の登山用フェイスマスクは『Nrit チューブナインクール_EL』がオススメ!

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マスク着用が公共のマナーになっている中、
実は一番おざなりになっているのが
登山かもしれないと最近思うようになりました。

 

自然の中にいることで安心してしまうのか、
ここ最近、登山中の人を見ている限り、
きちんと着用している人の割合は少ないです。

 

登山中にマスクを着けない理由


自分もこれまで常に着用していたわけではないので、
人のことを責められないのですが、
マスクを着けない理由としては

  • 着用の効果がわからない
  • 呼吸が苦しい
  • 暑苦しい

といったところだと思います。

 

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1つ目の理由については、
ウイルスは目に見えないのでしょうがないとは言え、
最低限、すれ違う際にはマスクを着けて欲しいです。


特にハアハアと息を切らしながら歩いている人。
あなたのことです。

 

一方、残る2つの理由については、
良いマスクがない
という点に集約されると思います。

 

自分もこれまで色々と購入して試してみましたが、
あまり良い物がなかったというのが事実。

結局、普通のマスクで山に登ることも多々。

 

ずっと悩んでいたものの、
ようやくこれはベストかもしれない
という商品に出会ったので紹介します。

これは、本当にオススメです。

 

 Nrit / チューブナインクール_EL

 

紹介するのはNritという韓国のブランドの
"チューブナインクール_EL"という商品です。

amzn.to

 

日本における販売元はキャラバン

そう、登山靴で有名なあのキャラバンです。
山岳ブランドが輸入していることからも、
登山との親和性の良さが期待できます。

 

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  Nrit チューブナインクール_EL
サイズ 23.5x30.0cm
重量 22g
素材 ポリエステル92%、ポリウレタン8%
対紫外線効果 UPF50+
その他の特徴 抗菌消臭機能、吸汗速乾性
生産国 韓国

 

フェイスマスクとしての機能はもちろん、
対紫外線効果や抗菌招集機能もあり、
お買い得過ぎるのでは...?!

価格はAmazonにて1,500円程でした。

 

 

届いての第一印象は
コンパクトでとにかく軽いということ。

パッケージ自体がとても小さく、
その時点で非常に期待が持てます。

 

裏面には着用事例の説明書きが。

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着用事例に関しては
流石にその使い方はしないだろう
というツッコミどころもありますが、
色々と便利そうだということだけは伝わりました。

  

開いてみると、
改めてその軽さの理由がわかります。


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とにかく薄い!

薄過ぎて少し心許ないくらい。
ただ、触ってみた感じではストレッチ性も高く
簡単に破れるようなことはなさそうです。

 

むしろ、この薄さが他の商品にない魅力。
更には触り心地もひんやり
運動中に着けるのに向いていそう。

 

ストレッチ性があるので、着ける際には
通常のネックゲイターのように巻くだけでも良いし、
耳かけ用のフックを使うこともできます。


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フックを使った方が、
水分補給の際の着脱がとても楽です。

フックの部分もしっかり補強がされているので、
簡単に破れるようなことはなく安心して使えそう。

見た目もスッキリしていてとても良いです。

 

周りに誰もいない時は、
ネックゲイターとして下げておいても良し。

薄さの故に行動中も邪魔になることはなさそう。
汗をかいても気化熱冷却で体温を下げてくれます

 

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実際の登山で使用感をチェック

 

実際に登山中に使ってみました。
耳にかけた状態はこちら。

 

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ネックゲイタータイプの商品は、
素材が柔らかいものも多く、
顎の下に垂れ下がってしまうものが多い中、
首周りにまとまってくれます。

 

だらしなく見えてしまうのが嫌だったので、
この点も好印象。

 

続いて冒頭に挙げた点を検証。

 

呼吸のしやすさ

呼吸のしやすさについては、
これまで使ったマスクの中で一番快適でした

とても通気性の良い素材なので、
行動中でも苦なく呼吸できます。

 

暑苦しさ

暑苦しさについても、
通気性の良さから熱が籠りにくいです。

また、ひんやりとした触感が心地良いです。
夏は流石に多少は暑くなりそうですが、
汗をかけば気化熱効果で冷やしてくるので期待。

 

チューブナインクール_ELで安心な登山を!

 

自分はコロナに罹っていないと思っていても、
すれ違う相手からしたら、
マクスを着用しない人の印象は決して良くないです。

 

すれ違うのは一瞬なので、
マスク着用がおざなりになってしまう気持ちもわかる。

 

それでも、
このような良い商品もあるので、
着用率が上がっていくと良いなと思います。

 

amzn.to

 

 

 

【山道具】コロナ対策の登山用フェイスマスクは『Nrit チューブナインクール_EL』がオススメ!

【山道具】メリノウール100%の実力を検証 "山と道 Light Merino Long Sleeve T-shirt"

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登山のウェアにおいて

何よりも大切なものは"インナー"

というのはよく聞く話。


このインナー。

各社からあらゆる種類のものが出ているので
選び放題と言っても良いくらい。

 

一方で何がベストかと言うと、
それもまた難しい。


これまで、自分の場合は安心のモンベルの
ジオラインシリーズ
を主に着ていましたが...

webshop.montbell.jp

 

他メーカーの商品と着比べしているわけもはなく、
満足度については可もなく不可もなくといったところ...


着心地は良いですが、見た目が完全に下着なので
単体だと着づらいという感想。

なので、更にシャツを羽織ることが多いです。

 

インナーは選択肢が多過ぎて
これまで真剣に検討したことがなかったのですが、

久々にこれが正解かも?と思い、


山と道の
Light Merino Long Sleeve T-shirt
を購入しました。

 

www.yamatomichi.com

  

アンダーウェアではなく "Long Sleeve T-shirt"


届いたパッケージは
山と道の定番のボックス。

商品によってボックスの色が異なりますが 、
こちらの商品の場合はイエローでした。

箱に直接伝票が貼られていたのは残念...

 

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タイトルにもある通り、商品の名称は
Light Merino Long Sleeve T-shirt


そう、この商品はあくまでTシャツ

 
Tシャツなので単体で着てもOKなデザイン。
更にインナーとしての機能性も併せ持つ。

そんな優れた商品です。

 

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色はDeep Forestにしてみました。

深みのある緑色が上品で良いです。
この色味は良い意味でアウトドアっぽさがない


シンプルなデザインも
アウトドアというよりはタウンユースの雰囲気。

価格は10,000円と決して安くないですが、
むしろ高いですが...

使用頻度を考えると
費用対効果も十分に高い商品だと思います。

 

Light Merino Long Sleeve T-shirtの特徴


このLight Merino Long Sleeve T-shirtの特徴は

  • 素材がメリノウール100%であること
  • 綿のTシャツのような薄さを実現していること。


メリノウールの名を冠す商品は
他メーカーからもたくさん出ていますが、
ウールの割合が80-90%のものが多いです。


100%のものもいくつかありますが、
厚手のもので主に冬向けの商品。

 

主に耐久性の問題から、
グリーンシーズン向けの通常の薄さのものに
ウール100%は採用されないようです。


想像に易いですが、
ウールは引っかかったりすると
簡単にほつれてしまいます。

そのため、耐久性を上げるために
部分的にポリエステルなどを混合するようです。

 

が、その点、山と道のこだわりは流石

メリノウール100%を実現するために試行錯誤を経て、
更に厚手になり過ぎないこの商品が生まれたとのこと。 


なお、山と道の商品ページでは、
このあたりの背景も物語仕立てで詳しく書かれており、
読み物としても面白いです。

 

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ベーシックな見た目は好印象。

実際に着てみると、
その肌触りはとても良いです
肌に引っ掛かるような感覚もなく、さらりとした印象。

また、注目の厚みも、まさにTシャツ感覚

 
これは普段使いしてしまいたくなるかも...

 

ちなみに、サイズはホームページに表記の通りです。

スタイルとしては一般的なインナーのイメージ。
着丈をベースに検討すると良いかと思います。

 

メリノウール100%の実力は?

 
続いては、実際のフィールドで使用した感想を。

メリノウール100%と書くと
暑そうな印象を受けますが、どうだったのか。

 

ここ最近で登ってきた高尾山大山にて、
インナーとして着用してみました。

tools4mountains.hatenablog.com

 

tools4mountains.hatenablog.com



いずれの日も天気は良く、
気温は高くないものの、
日陰は肌寒く、日向に出てしまうと暖かい陽気。

 

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登山という観点では、
比較的、寒暖差が生まれるコンディションでした。


暑さにも寒さにも順応するという
メリノウールの性能を体感するには良い条件。

 

実際に使ってみた体感としては、
非常に快適の一言。

 

途中で暑くなり上着を脱ぎましたが、
Light Merino Long Sleeve T-shirt 1枚で行動している時が
体感温度も含め一番快適でした。


とにかく寒さに強いので、
歩き始めて体が温まりさえすれば、
行動中はこれ1枚で十分な気がします。

 

 

そして、

 

もう一つの気付きは、
ザックを背負った際の背中の蒸れが低減されたこと。


UL系のザックは
背中が密着するので蒸れるのは避けられないですが、
それでもこれまでより随分と快適だったイメージ。

体温上昇がいつもより緩やかになったからかもしれません。

 

いずれにせよ、
体感としても、非常に快適な登山でした。

 

来年のグリーンシーズンが楽しみ

 

実体験を踏まえると、
秋冬用としてはスタンダードになりそうです。

やはり、もう1枚欲しくなってきました。

 

*人気商品なので即完売商品です...

 

そして、楽しみなのは
グリーンシーズンでどこまで使えるか
という点。

 

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夏山のコンディションで
メリノウールを体感してみたいです。

 

夏山はTシャツが定番ですが、
日焼けや虫除けの意味合いもあり、
自分の場合は長袖を着たいので、 
このLight Merino Long Sleeve T-shirtをぜひ使いたい。


消臭効果も高いと聞くので
縦走でも活躍してくれそうです。 

 

 

インナー選びに迷ったら、
試す価値ありの商品の紹介でした。

 

 

【山道具】メリノウール100%の実力は? "山と道 Light Merino Long Sleeve T-shirt"

【登山記】都心から電車&バスでアクセスできる登山 ~大山詣り~

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車を手放したのをきっかけに、
先週の高尾山に引き続き、
電車&バスで登れる登山シリーズ


今回は、丹沢の大山に登ってきました。

古代から霊山として崇められてきた大山。
今回は登山もとい、大山詣りです。

 

大山の紹介とアクセス


大山は標高1,252mの山。
別名「雨降山」と呼ばれていて、
昔から水を司る神、航行守護の神として
崇められてきた山とのこと。

「あめふりやま(雨降山)」転じて
「あふりやま(阿夫利山)」と呼ばれ、
山頂にある神社も「阿夫利神社」という名前です。


2016年には文化庁の「日本遺産」にも認定。

確かに、参道の雰囲気は味わい深いものがありました。 

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アクセスは小田急線の伊勢原駅よりバスで
登山口の「大山ケーブル」へ。

バスは約30分の乗車時間なので比較的快適。

都心からであれば、
電車とバスと合わせて2時間弱
で着けるかと思います。

 
なお、大山ケーブル付近の駐車場は
数が限られるので、車の場合は早めの到着が吉

 

www.ooyama-cable.co.jp

www.kanachu.co.jp

 

今回の行程


大山登山ですが、バス停の名前にある通り、
ケーブルカーで阿夫利神社まで登ることができます。

なお、阿夫利神社駅にある神社が下社
山頂には上社があります。


ケーブルカーを利用して阿夫利神社に行き、
そこから大山の山頂を目指すルートが一般的かもしれません。

 

が、

 

今回はケーブルカーは使わず、
すべて徒歩で歩くことにしました。

*ケーブルカーの始発が9時と遅いこともありますが...

 

ルートの概略図はこちら。 

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スタートの大山ケーブルバス停からは、
参道を抜けて阿夫利神社の下社を目指しますが、
このルートには男坂と女坂の2つがあります。

 

せっかくなので、
行きは女坂、帰りは男坂を選んでみました。

 

登りやすさでは女坂の方に軍配が上がるので、
あまり悩まず、女坂を歩くのをオススメします。

 

ルート図の通り、
山頂からは東側に迂回して
阿夫利神社の下社に戻ってくることができるので、
(途中には見晴らし台があり休憩も可能)
単純なピストンではなく周回ルートを楽しむことができます。

 

グルッと一筆書き。

 

ピストンは下山の面白みが欠けるので、
周回で楽しむことができるのも大山の魅力。

 

 

女坂経由で阿夫利神社まで

 

この日のバスは
伊勢原駅6:35発を利用(始発は6:05)。


7:05頃には大山ケーブルバス停に到着。


すぐに見えてくる参道を抜けて、
ケーブルカー駅を過ぎると
男坂と女坂の分岐

人気の度合いは半々くらい。

左側の階段が女坂への道。

 

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参道を歩いている途中で忘れ物に気付き
引き返したりしていたので、
バス組では最後発のスタートになりました。
(忘れ物は実際はザックの中でした。登山あるある)

結局きちんとスタートできたのは7:25頃

 

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紅葉もピークは過ぎたものの、
まだまだ綺麗な姿を見ることができました。

女坂は途中に大山寺というお寺もあり、
そちらの紅葉も綺麗でした。

 

登り始めてから
約40分程で阿夫利神社に到着

神社に上がる階段の紅葉も見頃で、
大勢の登山客がここで立ち止まっていました。

 

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阿夫利神社の境内を抜けると、
大山山頂への登山口。

登山口の側には
阿夫利神社上社の拝観のお賽銭箱があるので、
こちらに拝観のお賽銭を入れてから登山開始。


ここからは本格的な登山モード

 

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阿夫利神社から大山山頂へ 


大山山頂へはコースタイムで90分
実際は80分くらいで着けるかと思います。


しっかりと整備されており、
とても歩きやすかったです。

基本的には森の中。
そこまで展望はないものの、
途中一箇所だけ展望が開け富士山を臨むことができました。
ややガスっていましたが...

 

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天気は程良く、登山日和。
晩秋の空気感は気持ちが良いです。

ケーブルカーの登山客が登ってくる前の時間帯で
のんびり登ることができました。

やはり登山は始発に限るなと思った今回。

 

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登山道自体は十分に本格的。

少し疲れてきた頃に、山頂の鳥居が見えてきたら、
そこは阿夫利神社の上社。

この鳥居の雰囲気がとても良かったです。

 

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大山山頂で軽食と、都心への展望を臨む

 

大山山頂は先行していた方々で溢れていました。
あまり座る場所もないので、落ち着きづらい...

"大山山頂"の看板の後ろに居座るおじさんもいて、
なんだかなという感じ。

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ベンチに少しの居場所を見つけ、
おにぎりとお味噌汁で小休憩。

早速、先日購入したSOTOのアミカスを使って
お湯を沸かしてみました。

とてもコンパクトで快適。
お湯が沸く時間もとても速かったような...

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tools4mountains.hatenablog.com



この大山の休憩ですが、
山頂トイレ脇の見晴らしスペースがオススメ。

都心方面の展望が開けていて、
座れる場所もあるので、
山頂のスペースよりはゆっくりできると思います。

 

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ガスっていたものの、
遠くにスカイツリーの姿も見えました。

南側を向けば、江ノ島なども見ることができ、
秋晴れの日にまた訪れたい場所。

 

時計回りに見晴台へ

 

次の中継地は見晴台
約2.2kmの行程。

 

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基本的にはゆっくり下るだけなので、
楽しい道。

展望も良く、右手に海を臨みながら歩くのは
とても気持ちが良いです。

眼下には朝歩いてきた参道も見えます。
谷沿いに並ぶ屋根が目立っていました。

 

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なお、
見晴台は、名前とは裏腹に、
そこまで展望は良くないです...

でも、それは山頂と比較するから。

阿夫利神社からも誰でも歩ける距離なので、
どちらかというと、ケーブルカーで神社に参拝して、
そのついでにハイキングする人向けの展望スポットです。


テーブルとベンチはたくさんあって便利。

すっかり写真を撮ることを忘れ、
コーヒーを淹れて飲むのに夢中でした...

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ここからは阿夫利神社下社まで戻るのみ。

橋や滝、そして御神木も登場し、
なかなか景観も楽しめる道。

遠くに小さな鳥居が見えてきたら、
無事に下山の合図。

 

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阿夫利神社での楽しみ、そして下山は男坂


阿夫利神社は人で溢れかえっていました。
流石の祝日。

空いた一瞬を狙って写真を撮影。

 

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茶屋やお店もあり、
せっかくなので休憩がてら自分へのご褒美に
ジェラートを食べました。

周りはフランクフルトを食べる人ばかり。
流石に寒いので普通の観光客はジェラートは食べないか...

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糖分を補給して満足したら下山。
下りは男坂で降りることに。

女坂とは違い、
ザ・直登という道で、段差も大きく、
なかなか脚に来る道。

登ってくる人ともたくさんすれ違いましたが、
これは大変そう...

降りてわかりましたが、
ケーブルカーも混雑で乗るのに時間がかかるようで、
痺れを切らして登ってくる人もいるみたいでした。

 

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ともあれ、30分程で下山。
また参道を歩いてバス停へ戻り、
運良く出発する直前だったバスに乗り込み伊勢原駅へ。

時間にして13:00過ぎ。

トータルで約5時間半の山行でした。

 

 

始発で出てしまえば、
早めに帰ってこれるので、
こういった少しライトな登山も楽しいですね。

 

年内にもう一箇所くらいは、電車登山をしたいなと思います!

 

動画はこちら

 

動画も作りました!


【MLOG】紅葉シーズンの大山詣り【登山】

 

今回の行程

  • 7:25 大山ケーブル駅
  • 8:15 阿夫利神社
  • 9:38 大山山頂
  • 10:40 大山山頂発
  • 11:30 見晴台
  • 12:15 阿夫利神社
  • 12:55 大山ケーブル駅 

 

かかった費用

  • 電車代 1,174円
  • バス代 630円
  • ジェラート 400円

 

 

 

【登山記】都心から電車&バスでアクセスできる登山 ~大山詣り~

【山道具】軽量化の第一歩として、バーナーをSOTO アミカスに買い替えました!

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先日の西穂高岳にて、
荷物の軽量化の重要性を久々に痛感。

バックパックをUL系にしても、
肝心の中身が重いままだと意味がない。


今回は前々から検討していて、
ようやく買い替えるにいたったバーナーを紹介。

 

商品は
SOTOのコンパクトストーブ AMICUS
です。

 

選んだのはポットコンボ

 

このAMICUSですが、
単体でも販売されていますが、
今回購入したのはポットコンボ SOD-320PC

アルミクッカーとのセットです。 


検索してもあまり引っかからないので、
割とレアな買い物かも。

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バーナーと同じくらい、
このアルミポットも良さそうだと思い、
購入を決めました。

 

早速、開封の儀。

特に驚きはありませんが、
中身はこのような構成。

ポットの軽量カバーも付いていました。
 

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ニューリバーポット SOD-511


ポットの型番はSOD-511。
ニューリバーポットという名前の模様。

見ての通り、
よく見るバーナーとは違い、
蓋が薄いプラスチック蓋になっているのが特徴。

 

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スタンダードなクッカーを持っていましたが、
フライパンとしても使用可能な蓋は便利ですが、
お湯を沸かすだけであれば不要


蓋にはツマミも付いているので火傷の心配は無し。

そして、
注ぎ口
が付いているので、
蓋を締めたままお湯を注ぐことも可能です。


収納時は蓋を逆さまにしても、
ピタッとハマってくれます。

 
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クッカーに関しては使い分けだと思うので、
お湯を沸かすだけでなく
簡単な調理をする場合は従来のクッカーを使おうと思います。

 

 

コンパクトストーブ AMICUS

 

続いて、
本題のコンパクトストーブ、
あるいはシングルバーナーのAMICUS。 

 

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パッケージにも記載の通り、
トータルバランスに優れた
バーナーだと思います。


本体重量は81g

収納時サイズは
幅40X奥行43X高さ75mm
と非常にコンパクト。


非常に軽量ですが、
取り回しのしやすさがポイントだと思います。

 

ゴトクのセットがとても簡単で、
クルッと引き上げて、本体側のフックにかけるだけ。
本体/ゴトクの一体型なので、素早くセット可能。

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SOTOには上位モデルの
マイクロレギュレーター付き
ウインドマスターというモデルもありますが、
こちらのモデルはゴトクが分離型

また、標準付属のゴトクは3本足で少し不安定。
4本ゴトクもありますが別売りオプション。


価格的にも、

  • アミカス:¥4,800(税別)
  • ウインドマスター:¥7,400(税別)

なので、それなりに価格差があります。


また、マイクロレギュレーター機能は
風や寒さに強いのが魅力ですが、
自分の場合は、冬は山専用ボトルでお湯を携帯するので、
そこまでバーナーに頼るケースが少ないということもあり、
アミカスで十分という判断を下しました。

 

試しにバーナーにセットしてみました。 

 

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ガス缶も込みだと高さは出ますが、
やはり4本ゴトクは安定感があります。

 

軽量化の効果は?

 

参考に、これまで使っていたバーナーは、
新潟県のとあるホームセンターで急遽購入した、
コールマンのバーナー。

 

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機能的には特に不満はなく、
かなりお世話になりました。


すでに某フリマサイトにて、
次の所有者の元に嫁いでいきました...


重量は200g程あったので、
アミカスに買い替えたことで、
120gの軽量化に成功しました。

 

バーナーでこの差は地味に大きいかも。

 

装備の見直しはまだ始まったばかり。

できればトータルで1kg減は目指したい。

 

 

まだまだ良い商品を探し続けたいと思います。

 

 

【山道具】軽量化の第一歩として、バーナーをSOTO アミカスに買い替えました! 

【登山記】紅葉を求めて、6号路を使って高尾山に登ってきました。

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天気の良い週末。
ハイキングでも行きたいな
と思い立ち、高尾山に行ってきました。

聞くところによると紅葉も見頃とのこと。

もちろん、混雑も予想以上でしたが...

 

混雑を避けて選んだのは6号路


電車で高尾山口駅まで。

改札を抜けると、
そこには人、人、人


多くの人はケーブルカーやリフトを利用するので、
それを避けるように登山口へ。

高尾山の登山ルートはたくさんありますが、
今回は中でも本格的な登山が楽しめる
6号路を使って登ることにしました。

 

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この6号路の正式名称は
"自然研究路6号路"

その名の通り、自然を満喫するルートでした。

高尾山のイメージとは少し離れるかもしれませんが、
実は初心者にも特にオススメ

というのも、
標高図を見ると一目瞭然

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今回は

  • 上り:6号路
  • 下り:1号路

を使いましたが、
勾配が全然違います

6号路は300mを登るのに約3.2km
一方の1号路は同じ300mを
約半分の1.6kmで登ります。


帰り道の1号路、
登ってくる人の辛そうな表情
すべてを物語っていました。 

 

しっかり登山な6号路


自然研究路だけあって、
しっかりと登山道が続きます。

沢沿いの道なので、
川のせせらぎを聞きながら登ります。

 

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比較的空いているようで、
道が細いので半分渋滞の道。

子供も大勢いるのでのんびりペースで登ります。

山頂が近付いてくると、
急に階段が出現

ここからはひたすらに登りのラストスパート。
2-300段を登ると、無事に6号路のゴールに到着。

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なお、上記の写真に写っている通り、
6号路は下りは厳禁

道が細くすれ違いがしづらいのが理由だと思いますが、
それでも結構な数の人が下山していたのが残念。

このような人に限って
登り優先のルールも守らないので
なおさら残念。


6号路の終点にはベンチが多数あるので、
こちらで休憩。

ここから少し歩くと高尾山頂ですが、
山頂は人混みで座る場所もない程なので、
ここの6号路ベンチで休憩するのがオススメ。

*なお、6号路は売店も何もないので、お昼は持参!

 

高尾山頂は早々に退散...


高尾山頂は
コロナ禍の状況下とは思えない混雑。
想像を遥かに越えていました...
 

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ゆっくりできる空間ではないので、
早々に下山することにします。

ただ、登りの6号路とは違い、
1号路を歩くのは これはこれで楽しい

神社にお寺、そして売店など。

ちょっと買い食いしてみたり、
都心方面の景色を眺めてみたり。

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目的の紅葉もばっちり。
登山口付近も、山頂も程良く色付いていました。

まだまだ翌週末あたりがピークかもしれません。

 

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下山は前述の通り、
急激な下りに驚きつつ、無事に下山。

登山口の雰囲気も良いのが、高尾山の良さ。

この雰囲気は新潟の弥彦神社に通じるものがあるかも。

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パワースポットとして
多くの人を惹きつけるのも納得。

登山の楽しみも加わり、
とても良い場所だなと再認識しました。


登山を始めると、
どうしても高い山や遠くの山に目を向けがちですが、
近くの山を再発見するのも楽しいのでオススメです。

 

 

【登山記】紅葉を求めて、6号路からの高尾山

【山道具】山の中でも綺麗な水を楽しむためのボトル型浄水器 Brita fill&go Active

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何よりもまず、水は命

今回は、その命の水を確保するための、
ボトル型浄水器 Brita fill&go Active
を紹介します。

 

浄水機能付きの水筒という選択


"ボトル型浄水器"という名前だけだと、
なかなか大層な響きがありますが、
要は浄水機能付きの水筒です。

 

前々から水筒が欲しいと思っていて、
雪山用にはTHERMOSの山専用ボトルを持っていますが、
今回はグリーンシーズン用の目的で購入しました。

 

目的は主に2つ。

  • 荷物の嵩を減らすこと
  • 安心な水を確保すること

 
夏場は最低でも1.5Lの水分は携帯したいところですが、
ペットボトルで用意すると嵩がそれなりになります。

日帰りならまだしも、縦走になると、
途中でペットボトルが増え続けることも...
ザックの中の空のボトルの邪魔さは異常...

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夏の東鎌尾根(暑かった...)


となると、選択肢としては、
ソフトタイプのウォータータンクを買って、
水筒に入れて水分補給をすること。

 

ウォータータンクも欲しいところですが、
まずは水筒探しから着手


水筒は色々な選択肢はありますが、
できれば軽量なものがやはり良い。

その時に目に留まったのが、
Britaのfill&go Activeでした。

 

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パッケージにはしっかりと、
"浄水機能付きボトル"と書いてありましたが、
この浄水機能が決め手

 

というのも、
山では必ずしも綺麗な水が確保できるとは限らない。

特に、水場の水は煮沸前提のところもあるので、
そんな時に活躍するのが浄水機能。

 

この2つの条件を合わせ持ったのが、
fill&go Activeです。

 

Brita fill&go Activeについて

 

Britaの浄水機能付きボトルには

  • fill&go
  • fill&go Active

の2種類がラインナップされており、
Activeはより軽量で、アクティビティ向けのライン。

重量はカタログスペックで146g
容量は600mlです。

 

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価格はAmazonで¥1,291でした。
写真の通り、浄水フィルター1個付き
*イエローの価格。ブルーは割高です(人気?) 

 

fill&go Activeには
コップ代わりになる蓋も付いていますが、
行動中は不要かも。

取水口は引っ張るだけの仕様。
少し固いので、取説によると
お湯に浸けて柔らかくした方が良いそうです。 

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また、ボトル自体は柔らかいので、
絞り出して簡単に水を出すことができます。

横に付いているフックをカラビナに付けても良し。
デザイン上のアクセントにもなっていて良し。

気に入らなければ取り外しも可能

 

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こんな感じでギュッと。
ちょっと気持ち良さがあり、水分補給がすすみそう、笑。

さて、ここまでは想像できる水筒としての機能。

肝心なのは浄水機能です。

 

フィルターを取り付けてみました

 

浄水フィルターは付属で1つ付いてきました。
しっかり個装されていて安心

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その名もマイクロディスク
一昔前のPC周辺機器にありそうな名前...


さて、

特に使う予定はないものの、
早速開封してみました。
(写真を撮ったら戻してすぐに封をしました)

フィルターは確かにディスクでした

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このディスクですが、
ボトル側の2層構造のカバーの上側を開けて、
取り付けます。

当たり前ですが、パカっとハマります
少しだけ、こちらも気持ち良い...

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付けてみて思ったのは、
フィルター径が意外に大きいということ。
しっかり浄水してくれそうな雰囲気があります。


フィルタの濾過機能ですが、
フィルター1個で150Lの水を濾過可能とのこと。

ただ、性能発揮のためには4週間での交換がおすすめとのこと。
衛生面が特に気になる夏場はなんとか乗り切れるかな...
というところ。

150Lという量は使い切ることができないレベルで十分です。

 

フィルターは一度付けてしまうと、外れづらいです。
隙間がなく安心感があります。

また、ボトルへの給水はカバーの下部を開けて行います。
このあたりも、取り回しはしやすいと感じました。

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唯一気になるのはランニングコスト

フィルターは6個入りで¥2,562
1個あたり¥427

安くはないけれど、
安心を考えると高くはないと思います。

 

安心して綺麗な水を!

 

ということで、
また一つ、安心感が生まれました。

個人的にはお腹は強い方なので、
あまり気にしていないものの、
水筒としての利便性も良いので、
良い買い物だったかなと思います。


あとは現場検証をして、
使い勝手を研究していきたいと思います。

 

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【山道具】山の中でも綺麗な水を楽しむためのボトル型浄水器 Brita fill&go Active

【登山記】西穂高岳の山行を動画にしてみました【雑記】

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タイトルの通りですが、
先日の西穂高岳の山行を
動画にまとめてみました。


記事をアップした後に、
時間を見つけては少しずつ編集をしていて、
実は先日、
記事の最後にひっそりと付け加えておりました...

tools4mountains.hatenablog.com

 

お時間のある方はぜひ...


という思いもありますが...

それではただの宣伝になってしまうので、
今回は動画撮影と編集の振り返りをしてみたいと
記事をしたためることにしました。


参考になれば幸いです。

 

*関係ないですが、ブログのテーマも久々に更新。トップに画像が貼れるものを使って雰囲気を変えてみました。

 

こちらが動画本編です


初の登山動画編集なので、
とっても拙いですが、動画本編はこちら。

所要時間は9分程度。
飽きずに最後まで見られる時間ではないかと思います。

個人的に登山動画を見るのは好きなのですが、
15分くらいが限度かなと思っています。

一般的にはどうなんだろうか。

 


【登山】紅葉シーズン終わりの西穂高岳【テント泊】

 

撮影機材について

 

今回の動画撮影ですが、
使用した機材は
DJI Osmo Pocketです。

www.dji.com

 

もはや動画撮影においては定番になっている製品。

使ってみて感じた良い点は

  • スティック状で持ち運びやすい
  • 動画撮影時の揺れを軽減してくれるジンバル内臓が優れもの
  • 4K撮影も可能(実際はフルHDで撮影)
  • バッテリーにも2日間の撮影であれば大丈夫
  • ポケットやサコッシュに忍ばせておいてサッと出して撮影できる

といったあたり。


逆に不満点は少なく、

  • 不満点は本体画面が小さ過ぎること
  • 画角が狭いこと

くらいでしょうか。

 

ただ、先日発売されたDJI Pocket2では
画角が更に広角になったようで解決。


なので、新型を近々に購入予定で、
初号機はフリマサイトで売却済なのです...

 

編集機材・ソフトについて

 

続いて、こちらも肝心な
編集機材と編集ソフトについて。


使っているPCは
2018年に購入して以来、愛用している
Macbook Air

カスタマイズはしていないので、
動画編集については正直なところ、
なんとかできるレベルのスペック。


来週には新型のMacbook Proが出るらしいので、
買い替えたいな...

 

そして、編集ソフトですが、
最初はMac標準のiMovieを使おうかと思いましたが、
自由度が意外と少ないため、
Davinci Resovleというソフトを使ってみました。

 

www.blackmagicdesign.com

 

動画の世界ではお馴染みの、
Blackmagic designが出しているソフトです。

名前が既に格好良い...

 

このDavinci resolveですが、
無料で十分過ぎる程の機能が使えるので、
とてもオススメ。

 

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編集画面はこちら。
基本的には

  • 並べて
  • 切って
  • 繋ぐ

だけです。 

使い方に慣れが必要ですが、
YouTubeにたくさんの教材動画がアップされているので、
比較的簡単に最低限の機能は覚えることができました。

 

なお、音源については、
YouTubeが無料で公開している、
YouTube オーディオ ライブラリから選曲。


自分のイメージと合った曲になかなか出会いないですが、
それでも無料でここまで使えるのが大変ありがたい。

 

撮影時間と編集時間

 

今回の動画作成にかかった時間を振り返ると...


まず、撮影時間の総計は15分程。

なので、それを半分くらいに編集したことになります。

撮影はダラダラするのではなく、
必要な部分のみを撮影することがポイント。

噂によると、
1カットは最大で6秒くらいに収めた方が良いとか...

  

そして、編集時間ですが、
暇を見つけてやっていたので正確にはわからないものの、

おそらくトータルで3時間くらいだと思います。

加えてYouTubeのチュートリアル動画を見た時間が数時間。

 

編集については効率を上げるコツがあるようなので、
頑張れば、ずっと短くできるはず。

 

動画のススメ

 

最後に、動画にしてみてよかったこと。

登山の場合は特にかもですが、
地形の具合や険しさが伝わりやすい
と思いました。

この臨場感は動画ならでは。

 

一緒に行った知人にはもちろんのこと、
登山をしない知り合いでも楽しんでもらえた様子。

 

また、自分の思い出を振り返るにも、
動画は写真よりも生々しくて楽しいです。

 

YouTubeに上げてしまえば、
どこからでも見られるのも良いところ。

写真よりも、後々見返すことが多いような気がします。

 

編集作業自体も、
これがなかなか楽しい。

  • 「ここはこう撮影すれば良かった」
  • 「あのシーンも撮影すれば良かった」

といった反省や、逆に

  • 「ここは静止画の方が良いな」

という発見もありました。

 

 

色々と新鮮な発見もあり、
楽しみもあり、
今後も動画も引き続き撮影していきたいなと思います。

 

 

【登山記】西穂高岳の山行を動画にしてみました【雑記】

【山道具】軽さx暖かさの絶妙なバランス!NANGA/ポータブルダウンパンツ

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ここ最近、秋晴れな週末が続いていますが、
みなさんいかがお過ごしでしょうか。


空気が澄んでいる、この季節。
SNSで山の写真を見る度に羨ましくなる...
行くべきところは、やはり山。

 

ただ、日も沈む頃になると、
グッと冷え込む季節になってきました。
特に夜は氷点下近くまで気温が下がります。

 

今回は、そんな寒い夜に役立つアイテムの紹介。
先日の西穂高岳でのテン泊に備えて購入した、

NANGA/ポータブルダウンパンツ
を紹介します。

 

tools4mountains.hatenablog.com

tools4mountains.hatenablog.com

 

これまでの防寒装備


今回の買い物は実はかなり迷いました

というのも、防寒装備がないわけではなく、
ウォームタイツや、
化繊ダウン入りのパンツも所有しています。


ただ、今回はテン泊だったので、
いざパッキングをしてみると、化繊のパンツは
体積的に厳しいことがわかりました。


当初は10/3-4でのテン泊予定だったので、
ウォームタイツだけでも大丈夫かと思っていましたが、
延期で10/11-12になったことで、改めて、
ダウンパンツを検討することにしました。

特にこの時期、
1週間で山の気温は随分変わるので... 

ダウンパンツと言っても選択肢は豊富

 

ダウンパンツ選びは結構難しく、
値段も高いので、しっかり情報収集したいところ。

様々ある中で、
今回はコンパクトな物を中心に物色しました。

 

やはり、まず見るべきはモンベル

モンベルはダウンパンツの種類も多く、
テント泊/小屋泊用としては2種類の商品があります。

  • スペリオダウンパンツ
  • ライトアルパインダウンパンツ

 

webshop.montbell.jp

webshop.montbell.jp

 

この2種類のダウンパンツ。

ダウンの仕様は800フィルパワーで同じですが、
後者のライトアルパインダウンパンツは
尻・膝部の生地が二重になっていて
アウターとしても使用可能なパンツになっています。

価格は

  • ¥12,800+税
  • ¥14,800+税

なので、¥2,000の価格差。
あくまで宿泊時の利用を考えると前者で良さそう。

正直なところ
スペリオダウンパンツが正解な気がしましたが、
お店で現物を見たところ、
思ったよりスペックオーバーな気もしました。

 

そこで、
もう少しライトな物を探していたところ、
たどり着いたのが
NANGA/ポータブルダウンパンツでした。

 

価格もネットショッピングで

ポイント還元を差し引くと、
¥11,360とモンベル製品より割安感があります。

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スペック比較

 

NANGAは様々なダウン製品を展開している
74年創業の国産メーカー。
アフターサービスも万全で信頼のおけるメーカーです。

nanga.jp

 

ダウンパンツに関しては、
様々な商品を出しているようで、
該当商品が公式ページでは見つからず...

なので、購入したネットショップの情報から、
モンベル製品とスペック比較してみました。

名前 モンベル スペリオダウンパンツ NANGA ポータブルダウンパンツ
仕様 20dn 表:20dn 裏:15dn
フィルパワー 800FP 650FP
平均重量 226g 215g
収納サイズ 直径11x17cm 直径8x20cm
体積 1,615㎤ 1,005㎤


数字だけを見ると、
特に暖かさの指標であるフィルパワーは650FP
モンベルの800FPに対して小さく感じます。

また、重量もそこまで違わない...

これは失敗だったか?


と一瞬思ったものの、
収納サイズから体積を計算してみたところ、
1,615㎤に対して1,005㎤という違いがあり、
コンパクトという意味ではNANGA製品に利があるようです。 

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サイズ感の参考に
ペットボトルと並べて見ました。

まさにペットボトルサイズ。

パッキングの際は隙間に押し込めるので、
更に圧縮して小さくできます。

 

また、サイズ展開がS/M/L/LLとあり
今回はSサイズを購入しましたが、
重量はサイズによって変わるので、
試しに実測してみたところ181gでした。

重量面を考えても、かなり軽量コンパクトな製品です。

 

使い勝手と肝心の暖かさは?

 
そして、肝心の使い勝手と暖かさ。

まず、使い勝手の良さを感じたのは、
前面のボタンとジッパー。

男性にとってはトイレ事情に即すととても便利。

また、両サイドのポケットは省かれていますが、
代わりにバックポケットが1つ用意されているので、
収納バッグはこちらに入れられます。

 

シンプルに必要最低限の仕様を備えている、
という印象。 

 

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そして、肝心の暖かさ

今回は西穂山荘のテント場での使用でした。

外気温は氷点下はいかず、
3-5℃くらいだったと思いますが、
とても暖かく快適に過ごせました。


寒さはやはり上半身で感じるものなので、
パンツはこれくらいの暖かさで十分なのかな、と。

 

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寝袋に入ってしまえば更に暖かいので、
外での時間を過ごすという意味では、
このNANGAのパンツは
軽さと暖かさのバランスが絶妙だと思います。 

 

荷物の軽量化の道は続く...

 

実際の使用を経て、
NANGA/ポータブルダウンパンツは
とても満足感のある買い物でした。

ただ、当然のことながら、
その分荷物が増えているのも事実。


全体の装備としては重かったので、
装備を見直して更なる軽量化を目指したいところ。

見直しのポイントはいくつか目処が立っているので、
更なる改善を図っていきたいと思います。

 

 

【山道具】軽さx暖かさの絶妙なバランス!NANGA/ポータブルダウンパンツ